BLOGブログ

ヘアアイロンのダメージ

ヘアアイロンのダメージ

ヘアアイロンで髪がバサバサ

身近な道具として存在するヘアアイロン。みんな使っているから大丈夫!と思っている方には知っておいた方が良い話です。

髪の毛に対する熱の伝わり方

髪の毛に対しての熱の伝わり方は濡れてる時と乾いてる時で違います。基本的にストレートアイロン、カールアイロンは乾いてる時に使います。
髪が熱に対して変化するポイントが2つあります。
ガラス転移点、タンパク編成です。
ガラス転移点の開始温度が低く、蛋白編成は高めです。
ガラス転移点は70度位から始まります。
蛋白編成はダメージ毛は80度、健康毛は110度位と言われています。
この違いはキューティクルの枚数と言われています。
多い方で7枚と言われてます。普通の場合だと5〜6枚と言われています。
キューティクルの枚数で、ダメージをブロックしてくれます。ただし痛んでいる髪の毛はキューティクルの枚数が減っていたりめくりあがっています。そうなると熱の伝わり方が変わります。もちろんタンパク編成の温度も変わります。

濡れているときの熱の伝わり方

濡れているときの髪は熱の伝わり方が良いです。守ってくれると思いがちなのですが違います。45度位からガラス転移が始まって55度からタンパク編成が始まります。
ウェルディ長泉にあるアンフィニワイズではこれを応用した髪質改善のサイエンスアクアがあります。
濡れてる髪の状態でできる超音波アイロンをつかいます。遠赤外線の加温機を使うことで若干の癖が伸びたりします。これは多少のタンパク編成を使い髪を伸ばす効果を出しています。
還元剤以外のもので、薬剤だけで髪を伸ばす事は難しいです。濡れている髪に対して55度以上の熱を与えることで髪まとまりや落ち着きを狙っています。

SHARE!

BLOG TOP